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自宅インフラにテストベッドを作成してポートフォリオにした

おうち k8s にサービスを稼働させ、稼働率を一般公開することによりポートフォリオとなるテストベッド環境を構築しました。

動機

アプリケーションエンジニアの人たちは、いい感じの web ページ作ってポートフォリオにしてるじゃないですか。

ああいうの欲しいなって思ってたんですよ。

でも、僕はインフラエンジニアなんですよ。

凝った web ページを作ったところで技術力の証明にならないんですね。

それじゃあ、何が技術力の証明になるかと言うと、「運用しているサービスが安定稼働していることを証明する」ということだと思いました。

そのため、自分のインフラで外部向けサービスを動かし、その構成と稼働率を公開、継続的に改善を繰り返す様子を誰でも閲覧できる状態にしておくことで、ポートフォリオになるんじゃないかと思ったので、テストベッドを構築し公開することにしました。

構成

構成は全て GitHub にてコード管理してあります。

https://github.com/takutakahashi/testbed

軽く構成を記述すると、以下のような感じです。

インフラ

  • pv: rook/ceph (rbd, cephfs)
  • lb: metalLB L2 mode
  • storage: zfs + z8r
  • ingress: nginx-ingress-controller

サービス

  • techblog
    • notion-tpl + hugo + nginx
  • プライベートサービス
    • db: mysql with kubedb
    • api: container-api-gateway

この構成のうち、z8r, notion-tpl, container-api-gateway は自作のツールです。

そして、外径監視に uptimerobot を利用し、外径監視結果をステータスページとして公開しています。

https://status.takutakahashi.dev/

まだ予定はありませんが、いずれ転職活動をする際などに活用しようかと思っています。