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2019年につくったもの

今年は個人開発でいろいろと作った年でした.

つくったもの

以下に列挙します.
解説のポストを書いたものはリンクしました.

  1. container-api-gateway
  2. pagekite-ingress-proxy
  3. automf
  4. kube-compute

以下,解説です.

container-api-gateway

https://github.com/takutakahashi/container-api-gateway

コンテナをコーディング無しで API にすることができるゲートウェイサーバです.
例えば,fullname という入力を受け取って起動するコンテナを GET /test に指定すると,
https://example.com/test?fullname=hogehoge という API が生えます.
CLI で作成したツールをほぼコーディング無しで API として公開することができます.

後述する automf を外部 workflow service から実行させるために作成しました.
我が家のインフラとして安定稼働しています.

pagekite-ingress-proxy

https://github.com/takutakahashi/pagekite-ingress-proxy

マンションのネットを利用している都合上,我が家には Private IP がありません.
そのため,上記の container-api-gateway を GKE 上で動かしていたんですが,
Preemptive Instance を使っても月5000円くらいかかってしまう状態でした.
これはコスパが良くない,宅内 k8s で動作させたいと思い,こちらを作成しました.

こちらも我が家のインフラとして稼働してくれています.
副次的に,宅内で飼っている hubot の webhook も利用可能になりました.

automf

Money Forward から残高情報を取得したり,収支を記帳することができるツールです.
原理は,がむしゃらに selenium を書いて動作させるというシンプルなつくりです.
家計の管理を Money Forward に統一したいが,統計を自前で作成したいためツールを作りました.
また,このツールを as a Service 化するために container-api-gateway を作成しました.
我が家のインフラとして稼働してもらっています.

kube-compute

https://github.com/takutakahashi/kube-compute

k8s CRD の学習のために作成した,いわゆる習作です.
k8s ノード上で VM を起動できるインターフェースを提供するツールで,
kubevirt と同一の役割を持つツールです.

CPU Acceralation が有効な VM を Cloud Image から起動でき,
コンソールからログインできる状態まで作成しました.
時間があったら,宅内の環境を乗せられるところまでは育てたいなと思っています.

まとめ

golang でいろいろと作ることが多かったかなと思っています.
来年は,個人開発でも低レイヤーやコア技術に近いところの開発をしたいですね.